現代の戦略とは

現代の戦略とは

変化の激しい現代において、経営戦略にも新しい考え方が必要とされている。
中小企業診断士においても上記のような新しい戦略テーマが頻繁に出題されるようになった。

技術経営(MOT)

MOTはManagement of Technologyの略で、技術経営のことを指す。
近年ではグローバル環境での競争が必須となり、標準的な製品では価格競争に巻き込まれてしまう。
そういった環境の中で戦っていく為には、単に安い製品をつくるのではなく、
差別化された高付加価値な製品をつくる必要がある。
・技術開発をいかに行うか
・開発した製品をどのように競争優位につなげるか
技術経営においては上記を中心を考える。

提携戦略

提携戦略とは、企業が他の企業と協力しながら事業を展開する方法のこと。
企業同士(あるいは企業と大学の機関)が様々な形で繋がりあい、
グローバル化における競争優位を築く為に戦っていく。

国際化戦略とは

近年のグローバル化に伴い、大企業のみならず中小企業においても海外との関連が強まっている。
輸出入だけでなく、海外生産やグローバル化など、特に日本においては少子高齢化が進んでいる為、
国際化戦略が重要となる。
目的を明確にした戦略立てがとても大事。

CSRとは

CSRは、Corporate Social Responsibilityの略である。
「企業経営の全体像」で記載したとおり、
企業は継続して存在していく(ゴーイングコンサーン)が前提である。
企業は利益を上げ続けるのは勿論、様々なステークホルダーへの責任を果たす必要がある。
CSRとは、企業が社会の中で果たすべき責任のことを指す。