3時間の睡眠で8時間分のリフレッシュができる ハイパフォーマンス睡眠
①評価
★★★☆☆
②ブックマークした箇所(Kindle) ※気になる点があれば是非読んでみてください。
・位置No.673:以下URLで夜型か昼型かわかる
http://www.sleepmed.jp/q/meq/meq_form.php
・位置No.890:人によって何時間の睡眠が必要かは結局それぞれ。平均して7.5時間くらい
・位置No.1276:睡眠にはメラトニンが大事、メラトニンの体内での生成には①太陽の光②朝食 が必要。①②によって14時間後にメラトニンが生成されるから朝の活動が大事
・位置No.1434:ストレスで眠れない、に対してはビタミンA・C・Eとファイトケミカルが効く。
・位置No.1565:睡眠以外の生活を可視化することで睡眠を見直すきっかけになる。
③使えそうなポイント
以前、夜にトリプトファンのサプリを摂取してしまっていた。
トリプトファンなどを取り入れてメラトニンが生成されるには14時間かかるとのことなので、
朝の栄養摂取を今後特に心がけようと思った。
(夜もトリプトファンは使われるとのことだが、特に朝が重要とのこと)
④感想
3時間のショートスリーパーを目指す本ではなく、いかに「睡眠の質が大事か」を謳っている本です。
(ショートスリーパーは体質の問題なのでやはり目指せません。)
睡眠を普段取れない人でも、最初の「3時間」にこだわることで今よりは質の良い生活に繋がるよといった感じ。
この手の内容はスタンフォード式睡眠の本の方がわかりやすく参考になるので、1冊目としてはそちらがおすすめです。
睡眠に特にこだわる人が「新しいアイディアはないか」という目的であれば一読の価値はあります。
内容に関しては合う合わないがあるから鵜呑みにしてはいけないなとも感じました。
特に「夜型か昼型かわかる」シートを実践してみましたが、信憑性が怪しいです。
僕自身以前夜型の生活をしていて夜型の人間と思っていましたが、
生活習慣を見直した結果、今は毎日朝スッキリと目覚めて午前中から活発に活動ができます。
シートを実践することで「自分は夜型なんだ」と固定観念を持ってしまって、
本来の理想の生活に近づけなくなる可能性があると思い、それはリスクと感じました。
全体として今まで読んできた睡眠の本との内容の乖離はなく、
わかりやすくまとめられていて、読みやすい点でも良かったです。