減価償却・財務諸表のつながり
減価償却とは
資産の価値の減少を、毎決算時に「取得原価の一部」を費用として計上すること。
図の例:社用車を500万円で購入した場合
1年後の社用車の価値:400万円(新車じゃないから、ボロくなっているから、などのイメージ?)
購入時の500万円から400万円に社用車の価値が「下がった」と考えられる。
→下がった「100万円分」を費用として計上することを「減価償却」という。
会計処理においては、
資産(車の価値)は100万減少する:減価償却累計額↓100
費用は100万増加する:減価償却費↑100
財務三表の繋がり
財務三表(PL、CF、BS)は①お金を集める、②投資する、③事業を動かす、④利益をためる、という順番で繋がっている。
キャッシュフロー
貸借対照表や損益計算書が追うことができないお金の流れを補う。
企業活動に伴う収入と支出を、営業活動、投資活動、財務活動という企業の活動別に区分して表示。
営業活動によるキャッシュフロー(営業CF): 本業での現金の増減額
投資活動によるキャッシュフロー(投資CF):投資での現金の増減額
財務活動によるキャッシュフロー(財務CF):借金や返済での現金の増減額